Category: テニス上達コラム

モチベーションを保つ秘訣とは?その1

読者からの質問:

自分は試合で負けるととてもくやしくて練習を頑張ろうという気持ちになるけどすぐに冷めてしまいます。モチベーションを保つにはどうすればいいですか?

回答:
ご質問ありがとうございます。

試合で負けて悔しくて悔しくて・・・次は悔しい思いをしたくないから、歯を食いしばって厳しい練習に励む・・・青春ですね!

とはいえ、きれいごとではなく、ご質問にあるように、最初は悔しさというモチベーションがあるので頑張れるけれども、熱がすぐに冷めてしまって、「やっぱり自分には無理だ・・・」とか「どうせ練習してもあいつには勝てないし・・・」というのは誰にでも経験があることだと思います。

では、どうすればモチベーションを保つことができるのでしょうか?

その前に、まずモチベーションについて考えて見ましょう。

モチベーションとは、「人が行動する動機、やる気」のことをさします。

モチベーションが高いほうがいいか?低いほうがいいか?という質問をすると、多くの人が「高いほうがいいに決まっている!」と答えます。

もちろん、モチベーションが高いに越したことはないのですが、実はそのプロセスに2つの大きな落とし穴があります。

まずひとつ目は、モチベーションを高める「スピード」の問題です

多くの人がモチベーションは高いほうがいいと考えるので、なんとかモチベーションを少しでも「はやく」高めようと努力します。

しかしモチベーションは人の感情ですから、急激にモチベーションを上げようとすると、必ずその反動があります。

急激に高揚したモチベーションの後には必ず感情を抑制する力が働いて、モチベーションが急激に低く落ちます。

だから質問にもあったように、試合に負けて悔しくて悔しくて一時的にモチベーションがガーっとあがるけれども、その後に、フッと気が抜けたようにやる気がなくなってしまう。。。というのは、人間の感情としては、極めて正常であるということなのです。

ですから、モチベーションを保つには、モチベーションを急いで高くしないこと!」がとても大切なのです

熱しやすく冷めやすい人は、自分のモチベーションを高めるときの「スピード」に着目してみてください。

急激にモチベーションが上がりやすい人は意識的にスローダウンすることを心がけてみましょう。

コツはモチベーションがあがりだした!と思ったときに、モチベーションがあがっている自分を一歩離れた場所から第三者としてみている姿をイメージすることです。
そうすることで、冷静に自分を見つめることができます。

ぜひ試してみてくださいね。

では次回はもうひとつの落とし穴についてお話しましょう。お楽しみに!

体感覚を使ったテニス上達法

今回は、テニス上級者の技を自分のものにするための3つ目の方法「体感覚を使ったテニス上達法」をご紹介します。
 
上級者の技を自分のものにする方法として3つをあげました。

1.視覚
2.聴覚
3.体感覚

今回は、3番目の体感覚を使った方法をご紹介しましょう。

体感覚とは、体の感覚、つまり上級者がどういった体の使い方をしているかを、しっかりと観察します。

「上級者がどんなふうにテニスをしているかなら、いつも見てるよ」
と思うかもしれませんが、たいていの人はただテニスをしている姿を漠然と見ているだけの場合がほとんどです。

例えばフォアハンドストロークを打つときを考えてみましょう。

・どのタイミングで足は動き始めているか?
・どのタイミングでラケットは動き始めているか?
・ボールに対して足はどの方向へ踏み出しているか?
・インパクトでの足の位置は?腕は?ラケットは?利き手と反対の手は?
・うち終わったあとのラケットの位置は?体の向きは?姿勢は?

などなど、ざっとあげてもこれくらいのポイントはでてきます。

こうやってポイントを列挙すると、ほとんどの人が、「自分は全然観察できていませんでした!」と反省されます。

逆に言えば、上級者であればあるほど、プロの試合や相手をみるときに、これくらい細かい精度で観察をしているということです。

同じように、バックハンドストローク、ハイボレー、ローボレー、ミドルボレー、スマッシュ、サーブ、レシーブ、といったショットごとにポイントを洗い出して、そのときの上級者の体の使い方をチェックしてみてください。

驚くほどたくさんの発見があると思います。



さらに、体の使い方について、もうひとつ大切なポイントがあります。

それは「流れ」でとらえて真似をするということです。

さきほどのフォアハンドストロークの例でいえば、ボールを打つ前、インパクトのとき、ボールを打った後という3点で、それぞれ体の使い方をチェックすると同時に、その3点を一連の流れとして理解し、真似することです。

例えば、インパクトのときの体の使い方を見ると、利き手と反対の手は、腰の高さにあるとしましょう。しかしそれだけを見ると、腰より低い位置に最初あった手が腰の高さにきているのか、それとも腰よりも高い位置にあった手が下がってきて、腰の高さにきているのかはわかりません。

ですからインパクトのときの体の使い方を見ると同時に、その前後の動きもあわせて流れでとらえておくことが非常に大切です。

さあ、これであなたも上級者の技を自分のものにするコツをつかめましたね!

視覚、聴覚、体感覚の3つを使って、あなたも今日から上級者の秘密を探る名探偵になってください!

スクールに通ってらっしゃるなら、コーチが打つ姿を同じように分析してみるのもひとつです。

あなたのテニス上達を応援しています!

耳を使ってテニス上達

以前、上級者の技を自分のものにする方法として3つをあげました。

1.視覚

2.聴覚

3.体感覚

今回は2.聴覚つまり耳を使ってテニス上達する方法をご紹介しましょう。


耳を使ってテニス上達・・・といわれても、なかなかピンときませんよね?
でも実は耳はテニス上達にとって、大切なんです。

さあでは早速具体的にその方法をご紹介しましょう。

それは、上級者がボールを打ったときの「音」を聞くことです。

ラケットとボールが接触するときに、「パコーン!」と音がしますよね?
この音、普段何も意識せずに聞いていると、ただの音ですが、実はいろんなことがわかる大切なバロメーターなんです。

例えば、上級者と初心者では同じラケットで同じボールを打ってもその音は全然違います。


まずは上級者が打ったときのボールの音をしっかり聞いて、そして自分が打ったときのボールの音と比べてみてください。

初心者の人に多いのは、自分でボールを何度も何度も打っているけれども全然スイートスポットに当たっておらず、でも本人は何が悪いのかよくわからない・・・という人がいます。


そういう人は、上級者の打つボールの音を聞くことで、きちんとイートスポットに当たったときの音がどのような音なのかを耳でしっかりと把握できるようになります。

そうなれば、次に自分で打つときに、それと同じ音が出れば、スイートスポットできちんとボールを捕らえられているということになります。

またフォアハンドは打てるけれどもバックハンドは苦手、特にスライスが苦手だ・・・という人も、上級者の人が打つ音をよくきいてください。

コーチから、「スライスのときはボールを切りすぎないようにー」といわれたことありませんか?でもどれくらいラケット面を立てて打てばいいのかがわかりにくいと思います。
そういうときは音を頼りにラケット面の角度を変えてボールを打つと、上級者が上手に打つスライスと同じ音が出るときがあります。それが正しい角度だとわかるわけです。

さらに、ある程度中級、上級の人であれば、この音を聞き分けることで、自分のテニスの状態が手に取るようにわかります。

スピンのかかり具合(回転数)やインパクトの強さ、ガットの緩み具合など多くのことがわかります。

エスキモーには雪を表す言葉が100以上あるといわれますが、同じようにボールを打つ音を聞き分ける能力が長けてくれば、初心者にとってはひとつの音でも、上級者にとってはいろんなことがわかるようになるんです。

そう考えると、テニスって奥深くて面白いですよね!

さあ、あなたも聴覚を研ぎ澄ませて、音を聞き分けるプロになってくださいね!

上級者の技を自分のものにするコツとは?

テニス上級者を観察して、そのテクニックや心構えを学んで早く確実に自分のものにするコツについてご紹介します

 テニスに限らず、自分よりも優れている人から学ぶというのは、上達への近道です。

例えばおいしい料理を作るにしても、最初から自分ひとりで何もかも考えていると時間がいくらあっても足りませんが、すでにおいしい料理を作っている人からレシピをもらって、それを真似すればどうでしょう?

自分でやるよりもはるかに簡単においしい料理が作れるわけです。

テニスにおいても自分ひとりで試行錯誤することも大切ですが、自分が目指す位置にすでにいる人を見て、その人のレシピを真似ることで時間を何倍も短縮できます。

ただし上級者から学ぶときにもコツがあります。
闇雲に真似をすればよいというものではありません。

そのコツを知っているのと知らないのでは、得られるものがまったく違います。

今日はそのコツをご紹介しましょう。

NLP(神経言語プログラミング)というものをご存知でしょうか?心理学の実践版といったもので、その手法を使います。

人を真似るときのポイントはズバリ大きく3つあります。


1.視覚

2.聴覚

3.体感覚

の3つです。

この3つのポイントから、上級者を分析して、それを真似するのです。

ではまず最初の「視覚」についてみてみましょう。

1.視覚
視覚というのは文字通り「何を見ているか?」ということです。

具体的にいうと、テニスの場合、例えば上級者がボールを打つときに、「どこを見ているか」を探ってください。

・相手を見ているのか?
・ボールを見ているのか?
・どの時点までボールを見ているのか?
・前衛の動きはいつ見ているのか?

などいろいろ着眼点がわいてきます。

上級者の「目線」を追いかけてみてください。

さらに応用編としては、何を見ているか?以外に、どこに焦点を絞っているか?(何を意識しているか?)」を観察してみましょう。

たとえばセカンドサーブを打つときに、上級者は何を意識しているか?を考えます。

例えば上級者はセカンドサーブを打つときに次のようなことを意識しているかもしれません。

・レシーバーの立ち居地はどこか?
・レシーバーの苦手なボールはなにか?
・現在のポイントは?
・前回のレシーブの返球はどうだったか?
・トスの位置を変える必要はあるか?
・太陽の位置は?
・風はふいているか?
・どこに打つか(センター?サイド?)
・どういう球種のサーブを打つか(スピン?スライス?)
・どういうスピードのサーブを打つか(速い?遅い?)

などなど。

意識については外から見ただけではわかりませんから、具体的に上級者の人に質問してみると良いです。

「○○をするとき、あなたは何を意識していますか?」

これは非常に強力な質問です。

この回答で、上級者の頭の中が見えます。

さあ、いかがでしたか?

「視点」に着目してあなたの周りの上級者やコーチ、プロ選手を見てみましょう。

きっと多くを学べます。

がんばってください!
次回は「聴覚」についてです。
お楽しみに!

テニスでスーパーショットを打つ秘訣とは?

誰もが、もうだめだ・・・とあきらめたその瞬間に返球したボールが起死回生のスーパーショットに。そんなテニスの醍醐味であるスーパーショットを打つ秘訣をご紹介しましょう。
プロテニス選手の試合を観戦していると、ときどき信じられないような起死回生の素晴らしいプレーを目にする機会があります。

相手に打ち込まれて、振り回されて、もうだめだ・・・絶対届かない・・・という状況からも、ボールにギリギリ手が届いて、そのまま打ったボールが信じられないようなスーパーショットになり、相手の脇を抜けてエースになる。。。

プレイしている本人も、また観戦している人も思わずガッツポーズをして、歓喜に浸る瞬間です。

あなたもそんな起死回生のスーパーショットを打ちたい!と思いませんか?

では、どうすればスーパーショットを打てるようになるのでしょうか?

実はスーパーショットを打つ人と打てない人には大きな差があります。

あなたのテニス仲間を見渡してください。
「彼は、スーパーショットをよく打つよな~」
「もう決まった!と思っていたら、すごいショットを打ち返される」
という人いませんか?

まずはあなたのテニス仲間でスーパーショットをよく打つ人を観察するのが一番近道です。周りにいないなら、プロテニス選手の試合を観戦しにいくのもひとつです。

彼らをよく観察してみてください。

何があなたと違うのでしょうか???

少し考えてみてください。

おそらくよく言われるポイントを挙げてみると・・・

・球ぎわに強い(ギリギリとれるかとれないかの球への対応能力が高い)
・懐が深い(自分の体に近いボールをうまく裁く能力が高い)
・よみがいい(予測能力が高い)
・裏をかくのがうまい(相手の予想と逆をつく能力が高い)
・足が速い
・フットワークが軽い(動きが軽快)
・反射神経がいい
・体のバランスが良い

などなどではないかと思います。

これらはすべて正解です。
ひとつひとつのポイントを、プロテニス選手にあてはめて観戦してください。

コツはひとつのことをじーっと観察しつづけること。

たとえばフットワークだけをじーっと見続けてください。

どの時点で最初の一歩を踏み出しているか?
ボールに向かってどのように近づいているか?
ボールを打った後、どういう状態で待っているか?

こういった視点で見続けると、大変勉強になります。
あなたとどこが違うのか?
違いを探す名探偵になってみてください。

しかし、あなたに本当に見ていただきたい点は、実はこれだけではないのです。

起死回生のスーパーショットを打つ人には、もうひとつとても大切なポイントがあります。

それは、「1回のスーパーショットの裏側には10回のチャレンジがある」という事実です。

絶対届かない・・・というボールにやっとの思いで届いて、それが奇跡のスーパーショットになる人は、普段から何度も何度も絶対に届かないというボールを最後まであきらめずに追いかけているのです。

9回追いかけたら9回はやっぱり届かなかった。。。
届いて何とか返しても相手に決められて結局ポイントにはならなかった。。。
そんなことは当たり前です。
でも10回目に届いたボールは、相手の脇を抜けてスーパーショットになった!

それが事実です。

「どうせそのボールは取れない」
「取れたとしても相手に決められる」
と最初から決め付けて追いかけない人には、いつまでたってもスーパーショットが生まれることは絶対にありません。

最後まであきらめず、結果がどうなろうとも果敢にチャレンジし続ける人にこそ奇跡のスーパーショットが生まれるのです
この事実を絶対に忘れないでください。

「Miracle Girl」という曲があります。(昔、Yawaraという柔道アニメの主題歌でした。)
最後にこの歌の中から、あなたにこの一節をお送りしましょう。

Miracle Girl 奇跡はいつでも君のハートしだい

最後まであきらめない、周りを感動させるプレイ目指してがんばりましょう!

テニスレベルアップの逆転発想法とは?

どうすればテニスがレベルアップするか?上達するか?と聞かれたら、ほとんどの人は、「たくさん練習すること!」「たくさん試合に出ること!」とこたえるでしょう。

それはもちろん、正しい答えです。

しかし、答えはそれだけではありません。

実はもうひとつとても大切で、ほとんどの人が気が付いていないレベルアップの方法があります。

それは、「休む」ことです。

そう、テニスをしばらく「休む」ことです。

「えっ?テニスを休んだら、練習もできないし、試合もでられないし、テニスを忘れてしまったらうまくなるわけないじゃん!」と思いますが、実はそこに大きなヒントが隠されています。

あなたがテニスのことをいつも考えて、週に何度も練習を重ねていたとしましょう。

そこで仮にあなたは2週間テニスを休んで、テニスのことを忘れて、ラケットも握らずに、違うことをして過ごしたとしましょう。

すると最初はなんだか落ち着かなくて、不安でいっぱいになってきますが、そのうち、他のスポーツを楽しんだり観戦したり、いつも違う雑誌をみたり、一時的にテニスのことを忘れる期間ができるようになります。

この瞬間がポイントです!

あなたがテニスを休むこと、忘れることで、あなたの頭の中にぽっかりと空間ができます。そして大切なことは、空間ができれば、必ずその空間を埋めようと、そこに新たな情報が流れ込んでくるです。

そして、それは今まで気づかなかった貴重な情報であることが多いのです。

たとえば、ゴルフのスイングをみていたときに、ふと、ボールを目的の場所に運ぶボールタッチのイメージを思いついたり、そういえばいつも同じ場所からサーブを打っていたけれども、少し場所を変えて打ってみるとどうなるだろう?となぜか一見、関係のなさそうなところから、今までにない思考がどんどん生まれてくるのです。

さらに、2週間ぶりにあなたがテニスをしたときには、ここしばらくは味わったことがないような新鮮な気持ちになるはずです。
そんなときにも、ふと今まで気が付かなかった自分の長所や短所が新たに発見できたりすることがあります。

こんなふうにテニスをしばらく休んでみることで、新しい自分が生まれるきっかけになります。

ちなみに、杉山愛選手は、ツアーを転々としていた現役時代は、他の選手がトーナメント開催中は外出もせずピリピリしている中、街中を観光したりショッピングしたりして思う存分楽しんでいたそうです。そしてそれが逆にテニスの試合で集中力を生みだし、長く現役を続けることにつながったそうです。

なかなかテニスを離れられない・・・という人は、試合に出るのをやめて、観戦だけしにいってみるというのも非常に勉強になります。いつもは緊張して、他人の試合をみるどころではないあなたも、自分が出場しないのであれば、緊張もありませんから、リラックスして選手のプレイをいつもとは違う角度から眺めることができるでしょう。

「テニス休息のススメ」 ぜひ実践してみてくださいね!

数字を制する者はテニスを制す!?

テニスがうまくなりたい!と思って練習に励んでいると、最初のころは目に見えてぐんぐん上達していても、ある程度のレベルに達すると、ときどき「あれっ、僕って上手になってるのかな?」「あんまり変わってないような気がする」と不安になる人がいます。

また「以前よりはなんとなくうまくはなっていると思うんだけど。。。」と思っても、漠然としか上達が感じられず、なんだかモヤモヤした気分になって自信をなくしてしまう人もいます。

そんなときに一工夫する方法をご紹介しましょう。

それのヒントは、ズバリ

「数字」

です。

「数字を制するものは、テニスを制す!」とは言いすぎでも何でもありません。

それほど重要です。

「仕事は測定されたときにはじめて改善される」
という言葉を以前聞いたことがありますが、まさにテニスも同じです。

漠然とボールを打っているだけでは、自分の「現状」も漠然としか把握ができません。
自分がいまどの時点にいるかもわからない状態では、前に進むこともできません。

カーナビのようなものです。

カーナビを使って目的地に到着する場合、まず現在地が正確に把握されている必要がありますよね。
そしてさらに目的地を正確に決める。
それではじめて目的地までのルートが示されるわけです。
そして目的地に向かって動き出しながら、常に現在地を測定しつづけています。

たまに地図にはまだない道をとおると、カーナビが混乱してしまうことがありますが、「なかなかうまくならない・・・」と悩んでいるあなたは、もしかしたら、まさに同じ状態にいるのではないでしょうか?

ということで、数字で把握することの大切をご理解いただけたと思います。

「でもどうやってテニスを数字で把握するの??」

それは簡単です。
プロの試合結果をみると、必ずいろいろな数値が計測されて発表されています。

ファーストサーブの確率
ネットプレイでポイントをとった数
ミスの数
エースの数 などなど

本当は、試合を友人にみておいてもらって、これらをすべて測定できればたいしたものですが、それも難しいでしょう。

まずはできるところからはじめましょう。

たとえば、ファーストサーブが入った数、ダブルフォルトの数などはわかりやすいのではないでしょうか。
(休憩タイムにメモできます)

レシーブの返球率も簡単に把握できます。

できれば把握しておいてほしいのが、自分のミスの数です。

相手にエースを取られたものはおいておきましょう。
それよりも特に自滅型のミスの数が大切です。

これを把握して、定期的に毎回計測していくだけで、あなたの現状そして成長度合いが確実に把握できます。

文字通り目に見えて上達していれば、さらに自信をつけることができますし、もし仮に数字が下がっているならば、それはそれで、改善点が明確にわかるわけですから、無用な心配をせずとも、そのための練習をすればよいだけですから、かえって安心感がでてきます。

一番良くないのは、漠然と不安を感じながら、漠然と練習を繰り返すことです。
これではいつまでたっても精神的にも技術的にも成長しません。

ぜひ数字で把握することからはじめて、あなたのテニスを改善していってくださいね!

あなたのテニス上達を応援しています!

テニス上達の3ステップ(3.実行)

前回は第2ステップとして、階段の設計についてご紹介しました。今回は、第3ステップです。

第3ステップは一番大切な「実行」の段階です。

計画が決まって「あとは実行あるのみ!」と調子よくいけばいいのですが、この「実行」の段階は意外と難しいですよね。ここでつまづいた経験がある人も多いと思います。

そこで、今回はきちんと実行するためのコツをご紹介しましょう。

前回、第2ステップで目標達成のための階段を設計しました。
→ 第2ステップ

階段を設計することで、最終目標に到達するための小目標が順番に設定されました。

1.まず最初は、階段の1段目にあたる小目標を見て、その目標を達成するためにできることをすべて書き出してみてください。

たとえば、「スクールの中級クラスにあがる」という小目標があったとしたら、その目標達成ためにできることを書き出してみましょう。全部です。

・毎週、フォアハンド、バックハンドストロークで壁うち練習をやる。100回続ける。
・週3回、サーブトスの練習を50回する。
・週3回、フォアハンド、バックハンドの素振りを100回する。
・週1回、友人とテニスコートを借りて、ラリー練習をする。
・週3回、オートテニスにいってボールを打つ。
・テニス雑誌を立ち読みする
・マイテニTVの動画(ストローク)を見る
などなど。

このときも、内容はできるだけ具体的に、そして評価できる指標(数字)を盛り込んでおくことを忘れずに。

2.では次に、それをすべてスケジュールに落とし込んでください

いつかやろう!では、いつまでたっても達成はされません。具体的にやることをスケジュール帳に書き込みましょう。
そしてその時間を死守して、実行に移してください。

最初に決めた大目標の達成期日があるはずですから、それに間に合うようにどんどんスケジュールにいれていってくださいね。

ポイントは、練習を無意識化・習慣化してしまうことです。

あたかも日常生活の一部のように習慣にしてしまうことほど、強力なものはありません。
最初は意識しながらになりますが、続けていれば習慣となります。

3.さあ、これで安心!と思いますが、最後にもうひとつ、とっても大切なことがあります。

それは、常に「なぜ」を意識することです。

普段の練習を続けていると、うまくいかないときや頭打ちになったとき、どうしてもモチベーションが落ちることがあります。
そんなときはもう一度、最初に立てた大目標を思い出して、そして、

「なぜ、私はこの目標を達成したいのだろう?」

ともう一度自分に、自問自答してみてください。
あなたの熱い思いをもう一度、思い出してください。

人が自発的に動くのは、「何をするか?」が明確になったときではなく、「なぜするか?」が明確になったときです。

「何をするか?」よりも「なぜするか?」が大切です。

常に「なぜ、私はテニスがうまくなりたいのだろう?」という質問を自分に投げかけてください。

自然とあなたのモチベーションはあがって、練習にも精が出るはずです。

さあ、いかがでしたか?
これであなたも上達目指してがんばれる方法を手に入れました。

まずは1ヶ月、1週間だけでもいいですから、行動を起こしてみましょう。

千里の道も一歩から。

マイテニはあなたの一歩を応援します!

テニス上達の3ステップ(2.階段づくり)

テニス上達の初歩3ステップ

前回は、まず初めの第1ステップとして、目標を明確にすることの大切さと具体例をお伝えしました。
あなたのテニスの目標は明確になりましたか?

では、今回は、次のステップ2をご紹介しましょう。

たとえば、テニスがうまくなりたい!と漠然と思っていたあなたが、ステップ1で目標を明確にして、
「○○テニス大会シングルスでベスト4に入る」という目標を設定したとしましょう。

次にあなたがすること(ステップ2)は、

「目標までの階段づくり」

です。

そうです、「階段」です。

あなたが目標目指して一歩一歩上っていく「階段」です。

目標まで到達する階段さえきちんと作ることができれば、あとはそれを一歩一歩上っていけばいいだけです。

しかし、残念ながらここで挫折する人が結構います。
たとえば典型的なパターンは2つです。

1.階段そのものの設計ができない(目標までの道筋が見えない)

2.階段を一歩一歩上っていっても目標に到達しない (階段の設計が間違っている)

両方とも大問題ですよね。。。
せっかくがんばるなら、きちんとした階段をつくりたい!と思いますよね。

そこで階段設計のコツをご紹介しましょう。

1つ目のポイントは、

「階段の上から下へ降りながら」です。

階段を設計するときに、自分が今いる位置から、一歩ずつ階段を積み上げていこうと思って考えると、遠回りをしたり、とんでもない方向へ進んでしまいます。

たとえば自分がいまフォアハンドでラリーがやっとつながるレベルだとすると、そこから階段を積み上げて考えると、、、

バックハンドでもラリーができるようになる
→ダブルフォルトしないサーブを身に着ける
→トップスピンサーブを身に着ける
→メンタルも鍛える
→チャンスボールをミスしない・・・

といった具合です。

同じようなところをぐるぐると回っている気がしませんか?

そこで階段を設計するときは、必ず目標を達成したときの状態から一歩ずつ階段を下りながら考えていくとよいでしょう。

たとえば、「○○テニス大会シングルスB級でベスト4に入る」という目標を達成した状態をイメージして、その一歩手前の状態はどんな状態だろう???と考えます。

すると、

→ベスト8に入る
→ベスト16に入る
→草トーナメントで10試合出場し実戦経験を積む
→スクールトーナメントで中級クラス優勝
→スクールの中級クラスになる
→フォア、バック、サーブ、ボレー、レシーブがそれぞれこのレベルで打てる・・・となります。

これを逆にたどればいいわけです。

目標までの最短距離を明確に歩むことができそうですよね。

しかし、これからあなたが達成しようとする目標は、あなたにとって未知の世界ですから、いくら階段を上から下へ設計しろといってもぜんぜんイメージがわかないし、わからない・・・という不安もあると思います。

そこで、2つ目のポイントです。

それは、「達成している人に聞く!」ということです。

最も確実で簡単であるにも関わらず、ほとんどの人がやらないことです。

あなたの目標をすでに達成している人は、どこかにいませんか?

必ずいるはずです。

「○○テニス大会シングルスB級でベスト4に入る」という目標を立てたなら、その大会でベスト4に入っている人に会場でたずねるべきです。

普段、どんな練習をされていますか?
勝つために一番大切だと思う要素は何ですか?
試合中は何を意識されていますか?
これまでどんな試合に出られましたか?結果はどうでしたか?
などなど、質問はいくらでもでてくるはずです。

またその人の試合を観察したり、一緒に練習をしてもらえれば、自分が目標達成するために必要な技量や考え方が身につくはずです

その人が目標を達成してきたプロセスをすべて教えてもらえれば、あとは、あなたはそれを参考にして、真似るだけです。

いかがですか?やる気がでてきましたか?

さあ、では残りは最後のステップ3です。
次回をお楽しみに!

テニス上達の3ステップ(1.目標設定)

今回は、テニス上達したい!うまくなりたい!強くなりたい!という人へ上達するための3ステップ その1をご紹介しましょう。

マイテニスにはときどきメンバーさんから質問が来ます。
その中で多いのが、「うまくなるにはどうしたらいいですか?」という質問。

たとえば、

私はテニスが大好きで上手くなりたいと思うのですが、なかなか上達しません。私はもっと上手くなりたいんです!!
何か上達法などアドバイスをお願いします!!!

他にも、

監督の練習は充実しているのに強くなりません。
強くなりたいという意識を持っているのですが、結果にあらわれません。どうしたらいいですか?
などなど。

同じように、うまくなりたい気持ちはあるけれども、空回りしていたり、何から手をつけていいかわからない。。。という人も多いようです。

そこで、うまくなりたい!と思ったときに、あなたがまずすべき初歩の3ステップをご紹介しましょう。

ステップ1:目標を明確に。

これは一番大事なことでありながら、なかなかできていない人が多いこと。
うまくなりたい!という気持ちはわかりますが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

あなたがなりたい「うまくなる」とは、どんな状態ですか?

漠然とうまくなりたい!と言っているだけではありませんか?

目標が明確にならなければ、いつまでたっても空回り・・・目標に到達することはできません。

たとえば、漠然と「海外旅行に行きたい!」といい続けても、自分がどの国に行きたいのか、いつ行きたいのか、そこで何をしたいのかが明確にならないと、いつまでたっても計画は立てられませんよね?

テニスも同じです。

まずは、あなたが目指している「テニスがうまくなった状態」を明確にする必要があります。

人によっては、
ラリーが100回続けられる状態かもしれません。
テニススクールの上級クラスに入ることかもしれません。
市の大会でベスト8に入ることかもしれません。
団体戦のレギュラーになることかもしれません。

明確にイメージしにくい人は、自分の周りで「この人と同じくらいのテニスのレベルになりたい」という目標を持つのも一つです。

とにかくあなたの目標の状態、理想の状態を明確にすること!

そして、もう一点大切なことは、目標を達成できたかできなかったかを明確に評価できることです。

「ラリーがたくさん続けられる」ではなく、「ラリーが100回続けられる」と決めることです。

「試合で勝てる」ではなく「試合でベスト8に入る」と決めることです。

これが最重要ポイントです。

さあ、あなたのテニスの目標は何でしょう?

この機会に明確になるまで、考えてみてください!

次回はステップ2です!