テニス上級者を観察して、
例えばおいしい料理を作るにしても、
自分でやるよりもはるかに簡単においしい料理が作れるわけです。
テニスにおいても自分ひとりで試行錯誤することも大切ですが、自
ただし上級者から学ぶときにもコツがあります。
闇雲に真似をすればよいというものではありません。
そのコツを知っているのと知らないのでは、
今日はそのコツをご紹介しましょう。
NLP(神経言語プログラミング)というものをご存知でしょうか
人を真似るときのポイントはズバリ大きく3つあります。
1.視覚
2.聴覚
3.体感覚
の3つです。
この3つのポイントから、上級者を分析して、
ではまず最初の「視覚」についてみてみましょう。
1.視覚
視覚というのは文字通り「何を見ているか?」ということです。
具体的にいうと、テニスの場合、
・相手を見ているのか?
・ボールを見ているのか?
・どの時点までボールを見ているのか?
・前衛の動きはいつ見ているのか?
などいろいろ着眼点がわいてきます。
上級者の「目線」を追いかけてみてください。
さらに応用編としては、何を見ているか?以外に、「
たとえばセカンドサーブを打つときに、
例えば上級者はセカンドサーブを打つときに次のようなことを意識
・レシーバーの立ち居地はどこか?
・レシーバーの苦手なボールはなにか?
・現在のポイントは?
・前回のレシーブの返球はどうだったか?
・トスの位置を変える必要はあるか?
・太陽の位置は?
・風はふいているか?
・どこに打つか(センター?サイド?)
・どういう球種のサーブを打つか(スピン?スライス?)
・どういうスピードのサーブを打つか(速い?遅い?)
などなど。
意識については外から見ただけではわかりませんから、
「○○をするとき、あなたは何を意識していますか?」
これは非常に強力な質問です。
この回答で、上級者の頭の中が見えます。
さあ、いかがでしたか?
「視点」に着目してあなたの周りの上級者やコーチ、
きっと多くを学べます。
がんばってください!
次回は「聴覚」についてです。
お楽しみに!