水平
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体のバランスを保つ秘訣〜実践編〜

前回、体のバランスを保つためには「目線を水平に保つことが大切だとお伝えしました。

とはいえ、慣れないと普段から無意識ではできないので、最初は意識的に実行しなければいけません。
今日はその方法をご紹介しましょう。

まず、あなたの普段の姿勢をチェックしましょう。

そもそも普段の姿勢で目線が水平でなければ意味がありません。

普段の姿勢なら誰でも目線を水平に保てそうですが、実は自分ではそう思っていても、どちらかに傾いているケースはよくあります。
私もそうですが、普段から重たいカバンをどちらかの肩にかけていると、何も持たずに普通に立った状態でも、どちらかに肩が傾いていたりします。それにつられて目線も傾いているケースがあります。

それをチェックするためには、実際に鏡の前に立って、鏡の前にうつる自分の姿をよくみてくださいどちらかに傾いていないでしょうか?

どちらかに傾いている場合は、ざっくりとでかまわないので自分のクセをしっておくとよいでしょう。

次に、実際にテニスコートでは、視界にあるもので地面と水平なものを意識して探してください

例えばフェンスや相手コートのベースラインなどです。

具体的に目標物となるものを探しておけば、それを基準に自分の目線を水平に保つことが出来ます。
試合中でもときどきその目標物を見ることで、バランスチェックができます。

最初は意識してこれらの目標物を見るようにしてください。特にミスが出た後は、意識して目標物を見るようにしましょう。

これらを繰り返し実行することで、目線を水平に保つことが無意識にできるようになってきます。

最後に、試合中に緊張や疲労でバランスが崩れているなと感じたら、一度自分の目線をリセットしましょう。

具体的には、目を瞑って、何度か両足で軽くジャンプしてください。(ラジオ体操のジャンプのようなイメージです。)
それから目を開けて、もう一度水平なものに目線をあわせて、水平になっているかどうかを微調整してください。

これだけで随分よくなると思います。

いかがでしょう?

どれもシンプルですぐに実行できるものばかりだったと思います。

壁にぶつかって伸び悩んでいる人は、ぜひ実行してみてくださいね!

あなたからのご報告、お待ちしています!