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テニス試合は発表会ではない!?

あなたがテニスの試合に出るメリットは?本当の目的は何でしょう?

練習は好きだけど試合はちょっと。。。というあなたはぜひご覧ください。

前回、テニス練習する本当の目的は?というテーマで書いた内容が大変好評でした。
まだご覧になっていない方はこちらへ。

→ テニス練習する本当の目的は?
今回は、テニスの試合について同じように本当の目的は何だろう?と少し突き詰めて考えてみたいと思います。

テニス愛好家の方の多くは普段練習してあとは仲間内で試合を楽しむ方が多いと思います。

ただし、都道府県や市町村、テニスクラブが開催している一般の試合にはなかなか出られる機会は少ないのではないかと思います。うまくなりたい!と一生懸命練習はされるんですが、「試合には出ないのですか?」と聞くと

「いえ、私なんかまだまだ試合にでるほどのレベルではないので・・・」という方が多いこと。あなたもそんな経験ありませんか?

「試合」という場は、

・ある一定のレベルに達していないと出てはダメ・・・
・負けるのがいやだから勝てるようになるまで出たくない・・・
・人に見られるのがいやだ・・・などなど

と思っていませんか?

もしそうなら、それは大きな間違いです。
そして非常にもったいない!ことです。

多くのテニス愛好家の頭の中を見てみると・・・

 練習して上手になる

もっと練習して自信をつける

さらに練習して完璧にする

試合に出る

となっています。

この考えでテニスをすると、実はずーっと苦しいままなのです。

なぜならいくら練習しても完璧になることなどありえないからです
もし仮に、完璧だ!と思えて試合に出たとしても、負けたらどうでしょう?

すべてを失ってしまった気がして、「ああ、俺にはテニスが向いていない・・・」と落ち込んでしまうだけです。
(実際、そういう方が非常に多いのが悲しい事実です。。。)

「試合」は何も完璧なあなたを見せる「発表会」ではありません。

そうではなく、あなた自身の現状をチェックするための「健康診断」の場です。

もう一度いいます。

「試合」は「健康診断」の場です。試合に出ることで、あなたの現状がすべてわかります。

これは上手、下手という話ではなく、どこが得意か?どこが弱点か?ということや、

前回から比べてどこがどれくらい改善されたか?を把握することができるのです。そして現状把握するからこそ、次に何を練習すればよいのか?が明確になるわけです。

ですから正しいサイクルは、

試合にでて現状を把握する

練習で失敗をたくさんする、改善に努める

また試合にでて成長度合いを確認する

次なる練習に励む、改善に努める




となります。

さあ、あなたの中の「試合」の考え方が変わったのでは??

小さな子供のころほど、身長が毎回伸びるのがうれしくて健康診断が楽しみだったときはありませんか?
テニスも同じです。
初心者であればあるほどのびしろは大きいものです。

試合に出ればテニスの楽しみは何十倍にも増えますから、ぜひまだ試合に出たことがない人は、この機会にエントリーしてみましょう!